信州読書会 書評と備忘録

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カテゴリー:戯曲

2013年06月10日

守銭奴 モリエール 岩波文庫

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★あらすじ
強欲でケチな老人アルパゴンは、マリアンヌという若い女性を後妻に迎えようとする。
しかし、彼女は、アルパゴンの息子クレアントの恋人であった。
かくして、父と息子による確執が起こるが、
マリアンヌの死んだはずの父が現われて、万事決着する。


★感想
モリエール作品では、パッとしない。
五幕物だが、水増しされた印象がある。
主人公のアルパゴンが、それほど魅力的じゃない。



クレアントがマリアンヌと駆け落ちしようとして、
高利貸しから資金調達しようとするが、
その高利貸しが、おやじのアルパゴンだったという
喜劇の王道のような筋書きがある。ここだけは、よくできている。



ヴァレールが、アルパゴンに問い詰められて、
金庫を盗んだことと、エリーズと婚約することを混同して答えるシーン。
よくできていて面白いはずなのだが、笑えない。


アンジャッシュがよくこういうコントをやっている。
なぜか、面白いと思ったことはない。
よくできているのと、笑えるというのは別種の問題だと思う.
そして、第五幕、マリアンヌの一族再会が、無理矢理である。

守銭奴 (岩波文庫 赤 512-7)


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ラベル:モリエール
posted by 信州読書会 宮澤 at 13:07| Comment(0) | 戯曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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