信州読書会 書評と備忘録

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2013年07月25日

レディー・イン・ザ・ウォーター

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舞台はコープ・アパートというさまざまな人種の人々が住むアパート。
管理人のクリーブランドは、アパートの真ん中にあるプールで
ストーリーという女性に逢います。彼女は水の精で、邪悪な怪物のせいで
「青の世界」に戻れなくなってしまいます。
そこで、住人みんなで協力して
彼女を青の世界に戻してあげるという
御伽噺みたいな話。



以下はネタばれ


私はシャマラン作品は「シックスセンス」「サイン」しか
観てないで、前作の「ヴィレッジ」に比べてどうだとか
言えないのですが、楽しめました。
最初の30分は、水の精ストーリーを演じるブライス・ダラス・ハワードが


ミルコ・クロコップに似てて、
ポスターみたいな美人じゃなくて興ざめしてました。
しかし、どうでもいいアパートの住民が
グダグダのまま物語りに巻き込まれていく段になって
引き込まれました。



ラストは、超端役の右腕だけを鍛えている変な男が、
実は守護者で、スクリクトとかいう狼をモップで
追っ払うシーンには笑いました。



あと映画評論家が
「ホラー映画で嫌われ者の端役が最初に殺されるシーンと一緒だ」
といいながらスクラントに襲われて、そのままどうなったかわからないところとか
最後にスクラントがサルみたいなモンスター3匹
(サインにでてきた宇宙人みたいなモンスター)に
新日のプロレス乱闘みたいにポコポコ殴られて、
森の中に引っ張られていく哀愁いっぱいのシーンとかに
私は大爆笑しました。

といっても映画館は三人しか観客がいなかったので
一緒に笑う声もなく、声を立ててまでは笑えませんでしたが。



「サイン」もそうなのですが、ところどころ爆笑させるシーンがあって、
多分そこで笑えない人にはつまんない映画なんでしょう。
基本的にコメディーだと思って観るべきだと思いました。
すべての徴候がそのまま説明もなく解決もなくラストを迎えます。
カタルシスの中途半端さが一部の人をして
激怒させているようです。


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posted by 信州読書会 宮澤 at 10:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 洋画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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