信州読書会 書評と備忘録

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2013年07月25日

予告された殺人の記録 G・ガルシア=マルケス 新潮文庫

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バヤルド・サン・ロマンとアンヘラ・ビカリオの結婚が前日でキャンセルになる。
理由はアンヘラが処女ではなかったからだ。
彼女の双子の兄は、妹と家名を辱められたとして、
サンティアゴ・ナサールを殺す決意をする。
その殺人は、街のすべての人に予告されていたが、白昼堂々とナサールは殺される。


街中の人々の証言で、この不思議な事件の真相が明らかになる。
実際にナサールが、アンヘラの処女を奪ったかどうかもわからないのだ。
真実が迷宮入りする中で、この街の土着的な風習や文化も明らかになる。


その後のバヤルドの失意の人生が綴られ、アンヘラは彼に手紙を送りつづける。
はたして、彼は再びアンヘラを迎えに来る。


彼女から受け取ったが、封の切っていない2千通の手紙を持って。
(この部分のエピソードが唯一面白かった。)


五部構成となり、モザイクの如く入り組んだ複雑な小説で、
実際の事件を元にしたルポタージュ的な作品である。


マルケスの作品では、短くて読みやすいのでお薦め。

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posted by 信州読書会 宮澤 at 10:04| Comment(0) | TrackBack(0) | ラテンアメリカ文学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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