信州読書会 書評と備忘録

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2013年07月25日

父親たちの星条旗 映画版

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クリント・イーストウッド監督『父親たちの星条旗』を観てきました。

原作の『「硫黄島の星条旗 」 ジェイムズ ブラッドリー, ロン パワーズ, 島田 三蔵訳』
を読んでから観にいったので、残念ながら原作の確認という形での鑑賞になりました。
期待していた戦闘シーンは、『プライベートライアン』ほどではないけれどかなり迫力がありました。
スピルバーグと共同制作ということで、戦闘シーンの雰囲気は、スピルバーグっぽかったです。



原作のエピソードはかなり忠実に盛り込まれていて、(盛り込みすぎかもしれないが、
上陸2日目に米軍の戦艦に特攻機が体当たりして炎上するシーンがなかった。)
硫黄島の戦闘シーンと、生還した3名のその後の人生がバランスよく交互に物語られて
扇情的なシーンもなくさすが、イーストウッドという仕上がりではありましたが、
私が今まで見てきたイーストウッドの作品の中では、残念ながら評価が低いものになりました。



生還したあとの3人の人生というのはどうしても、戦闘シーンに圧倒されてしまい、印象が薄いです。
硫黄島から帰らなかった人々が本当のヒーローだとしたら、
硫黄島で戦った勇敢な兵士たちをもっと描いたほうがよったんじゃないかと思いました。
余談ですが、エンドロールの実際の写真はすばらしかったです。

そして、やっぱりクリント・イーストウッドが出てこないのが残念。
少なくとも「ミスティックリバー」のショーンペンみたいな役者が出てこないと、
イーストウッドの出演のない監督作品は、弱いなと感じてしまいます。

硫黄島のシーンと、帰還兵の人生を2時間でまとめるのは難しいし 
戦争の意義を描かなかったという点で
「バンド・オブ・ブラザーズ」と比較してしまえば、見劣りする映画でした。



追記
スピルバーグが関わってるとなると、
イーストウッドのリバタリアリズムに反するなあ

という気がしました。


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posted by 信州読書会 宮澤 at 09:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 洋画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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