信州読書会 書評と備忘録

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2013年06月15日

イギリスから来た男

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★あらすじ
娘を音楽プロデューサーのピーター・フォンダに殺されたテレンス・スタンプの復讐劇。


★感想
スティーブン・ソダーバーグ監督作品。
この監督はハリウッドに魂をまるごと売りながらも
根っこのところでヨーロッパ芸術映画への憧憬をかくせない、
永遠の純文学青年みたいなところがあってでわたくしはきらひである。
よってこの作品も、実に貧乏くさい。

複雑なカットバックが、芸術映画っぽい
かたっくるしい雰囲気を出している。

テレンス・スタンプが主演。

娘想いの父親を演じると、この怪優も
イーストウッドとそっくりで
あまりオリジナリティーがない。


ルイズ・ガズマンはプエルトリコの川谷拓三である。
テレンス・スタンプを脇で喰っていた。
なんか、小学校時代のできの悪い同級生みたいで親しみをおぼえる。

『バニシング・ポイント』のバリー・ニューマンも出ているらしいが
誰がいったいバリー・ニューマンなのか最後までわからなかった。
カーチェイスをしていた人だったのだろうか、
老け過ぎて顔が変わっていて、わからない。


テレンス・スタンプのかつての主演映画『夜空に星のあるように』が
回想シーンでそのまま引用されている。
若き日のテレンス・スタンプがギターを弾いているラストシーンが、この映画の中で一番せつない。
引用が原作よりいいのは困りもんである。


回想シーンに出てくる幼い娘が、『悪魔の首飾り』の毬を持った少女みたいである。

ソダーバーグの懐古趣味に、無理やり付き合わされたような気分でうんざり。

イギリスから来た男 デラックス版 [DVD]



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posted by 信州読書会 宮澤 at 14:29| Comment(0) | 洋画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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