信州読書会 書評と備忘録

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2013年06月13日

焼跡のイエス 処女懐胎 石川淳 新潮文庫

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焼跡のイエス/処女懐胎 (新潮文庫 い 3-1)


★『焼跡のイエス』あらすじ
焼跡の闇市にボロを纏った少年が現われる。
主人公の私は、少年を巡るいざこざに巻き込まれ、
彼の出現をイエスの再臨ではないかと疑う。


あくる日、谷中に太宰春台の墓を掃苔して拓本をとった帰り道
私は、少年に襲われて、コペパンと財布を強奪される。
かくして私は、少年をイエスと確信する。


★感想
石川淳の小説をはじめて読みました。
江戸戯作風の小気味よい文体で一気に読ませます。


ボロを纏った少年をイエスとみたてる
平凡な奇想を、筆の力に任せて短編に仕上げました。

文飾の華麗さを嫌味なく愉しめる作品です。

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ラベル:石川淳
posted by 信州読書会 宮澤 at 12:06| Comment(0) | 日本文学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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